材質・スペック・キーケースについて。
スペックにある不明な点はこちらでどうぞ。
【 材質について 】
【 その他スペックについて 】
【 その他用語について 】
【 キーケースについて 】
材質について
- 1.キャンバス(地)
- 綿など丈夫な素材を密に織り込んだもの。
使い込んでいくうちに、だんだんとやわらかくなり、自分になじんでくるのが魅力。
ナイロンと比べ、強度が高く丈夫。
防水性も高いので長く使う上で重宝します。
グッチのGGキャンバスは特に有名です。
- 2.コーティングキャンバス
- キャンバス地を織り込んだ素材のこと。
- 3.カーフ(レザー)
- 【 牛革最高級素材 】
生後6ヶ月くらいの仔牛(こうし)の革。
キメがこまかく、繊維が細かくて薄いのでかさばりにくい財布を作りやすい。
牛革の中では最高級素材とされます。
ツヤ感、ソフトな質感などカーフならではのしっとりとした手触りが魅力。
- 4.レザー
- 牛革のこと。
- 5.型押しカーフ[レザー型押し]
- 革の表面をプレス加工し、模様をつけた革の総称。
凹凸(おうとつ)を加えることで、落ち着きのある上品な印象に仕上がる場合が多い。
- 6.ソフトレザー[ソフトカーフ]
- ツヤがあり、なめらかにして繊細な手ざわりが特長。
- 7.ジャガード
- 模様を経糸(たていと)と緯糸(よこいと)で織り込むことで生地の表面に幾何学的な模様を表現したもの。
- 8.PVC(PVCコーティング・PVC加工)
- PVCとは、天然の革でなく、合成の素材。
天然の革より価格を抑えられ、白やゴールド、型押しなどバリエーションが豊富なのが魅力です。
水をはじきやすいので、革製に比べると雨や汚れに強くカジュアルで使いやすい。
つまり、PVCコーティング・PVC加工とは、PVCを使用した素材ということです。
- 9.エナメル
- 独特のつややかな光沢と、硬質感が人気で、素材の持つ色あいを鮮やかに引き出す加工方法です。
防水性・耐久性に優れていますが、温度によって硬さが変化するのが欠点。
- 10.型押しエナメル
- キーケース本体が傷つきにくいようにエナメルで型押ししたもの。
エナメル特有のつややかな光沢や硬質感を出しつつ、型押しをすることでよりシックで上品な印象に、または高級感などを加えるために施される加工です。
- 11.ピッグスキン
- 摩擦に強いブタの革。
軽くて丈夫、通気性にもすぐれています。
表面には3つの毛穴の跡が三角形状に残っているのが特徴です。
- 12.ヌメ革
- 【 馴染むほどに、世界に二つとない風合いに変化する革 】
他の革と比べ、繊維の目が詰まっているため、非常に丈夫。
ていねいに使うと、5年10年と長く使えるのが一番の魅力です。
また、日光で日焼けしたり、手の脂が染み込むことで、より深い色合いへと変化していきます。
最終的には「 あめ色 」と呼ばれる、何とも言えない風合いに熟していくのも楽しめる革です。
また、体温や衝撃を受けることで、中の脂分が染み出し、独特のじんわりとしたツヤが出てきます。
最も自然な革なだけに、使いこんでいくうちに繊維がほぐれ、利用者にあった形に変化していきます。
思い通りの味わいを出せた時の楽しさは他の革では味わえません。
ただし、水にぬれるとシミになってしまうので、注意が必要です。
- 13.ヤギ革[ゴートレザー]
- 山羊(ヤギ)の革。
摩擦に強く、革は薄くて柔らか。丈夫で型くずれしにくいのが魅力です。
加工により美しいガラスのような光沢が出せ、品のある上品な印象。
独特のシボ(※2)が特徴で、高級皮革素材として用いられることも多い。
特にブルガリのドッピオトンドシリーズで使用されているのは有名です。
- 14.グレインレザー
- 1枚の革からわずかしか取れない最高級の牛革とされる。
重厚感がありながらなめらかで、柔らかな手触りが楽しめ、傷がつきにくい。
- 15.スムースレザー
- 最も鞄(かばん)に使われている2mm厚程度の革。
しっとりとした手ざわりと使っているうちに味のある風合いが出てくるのが特長です。
- 16.スムースカーフスキンレザー
- 艶やかな表情とキメの細かい素材で上質な手ざわりを楽しめます。
- 17.ラムスキン
- 生後12ヶ月までの仔羊の革。
とても柔らかく軽いのが特長。高級手袋や衣料品などにも使われています。
- 18.BUFFALO
- バッファローの革。
単にバッファローというと、アメリカバイソンを連想しやすいですが、革でバッファローと呼ぶ場合は水牛の革のことです。
水牛は体毛がほとんど生えておらず、雄々しい外見のわりに柔らかく強靭、素朴で自然な風合いが楽しめます。
また、不規則なシワ模様(シボ※2)が重厚な味わいを醸し出し、使い込むほどにツヤが増していきます。
古くからヨーロッパでは高級素材として利用されてきました。
- 19.エプソン
- 雄の仔牛(コウシ)の革の細かい型押しで硬めの革です。マット(※1)な質感が特徴です。
- 20.ポリウレタン
- 伸縮性が大きく、繊維がゴムの5〜8倍伸びます。
ゴムに染色(色をつけること)はできませんが、自由に染色ができ、軽さも繊維の中では最も軽い。
ゴムのようにすぐに戻るのではなく、ゆっくりと締め付けるような戻り方をするのが特徴です。
- 21.ポリエステルポリウレタンコーティング
- 防水性の高い微細繊維素材。
- 22.コットン[綿]
- 肌ざわりの良さで定評のあるコットン。染色性に優れていて、自由な色に着色でき、きれいな光沢や感触からナチュラルな粗剛なものまで広い範囲の風合いを出せるのが特徴です。
- 23.コットンPVC(コーティング)
- コットンの自然な風合いを活かしつつ、撥水力と防汚性を持たせた素材です。
アウトドア・カジュアルに、より強い素材と言えます。
- 24.本革
- 本革最大の魅力は、その繊維の細かさ。
現在、人工繊維で最も細いとされる『 クラリーノ 』と呼ばれる繊維で、直径は約0.002ミリ。
鹿革で言うと、なんと約0.0000015ミリ。その差約1300倍。
当店で扱っている本革は牛革ですが、本革である以上、その差は歴然。
合皮とは比べものにならない圧倒的な通気性と保水性を兼ね備えた素材です。
そのため、フィット感や耐久性も抜群の非常に優秀な素材であると言えます。
- 25.天然皮革
- 使ううちに、色・ツヤが変化し、一般的には「 味が出てくる 」といった言われ方もします。
長く使いこむことで、自分だけの財布に育てていくことができるのも魅力です。
- 26.合成皮革[フェイクレザー]
- 人工皮革とも呼ばれ、天然皮革に似せた風合いをしたもの。
天然皮革と異なり、水にぬれたりしても手入れが簡単で、安価なことなどから広く普及しています。天然皮革と比べると、劣化しやすい傾向があります。
- 27.合成繊維[合繊]
- 石油などを原料にして作られた化学繊維。弾力性にすぐれ、しわになりにくい。
また、丈夫で軽く、手に持ったときに温かみがある。
その他スペックについて
- 1.開閉ホック[金具・留め具・ボタン・スナップ]
- 開け閉めにボタンを使用しているキーケースの事です。
- 2.ベルト留め
- 開け閉めにベルトと金具を使用しているキーケースの事です。
- 3.ポケット[小ポケット・サイドポケット・オープンポケット・差込ポケット]
- キーケースを開いた状態で両側についているポケット。
領収証などちょっとしたものをしまっておくのに便利です。
- 4.ファスナーポケット
- ポケットにファスナーがついているもの。
- 5.キーフック
- カギを留めるための輪になった部分の事です。
- 6.キーリング
- キーフックの事をキーリングとも呼んだりしますが、当店では、キーホルダーの事です。
車のカギなど、大きめのカギを差し込んで使います。
それにより、キーケース内部に傷がつきにくく、長くご利用いただけます。
ダンヒルにはほぼ全て”キーリング”がついています。
- 7.取り外し可能リング[着脱式リング]
- 取り外しの可能なキーリング。
使わない時は、取り外してスマートに持ち歩く事も可能です。
その他用語について
- 1.※2 シボ
- キーケース表面の凹凸(おうとつ)模様。
- 2.銀面(ぎんめん)
- 革本来の模様を持つ部分、表層のこと。その裏側を床面といいます。
- 3.皮と革ってどう違うの?
- 動物の体を覆う体皮から毛を取り除き、なめしたものを「 革 」と呼びます。
- 4.※1 マット
- ツヤを押さえた感じ、光に反射しない質感のこと。
キーケースについて
- 1.キーケースの種類(6連・4連)
- 6連や4連というのは、一つのキーケースにいくつの鍵を収納できるかという事を表します。
6連であれば、6つの鍵(キー)を収納可能、4連であれば4つという事です。
キーケースを収納機能で分けると、主に4連・5連・6連の3タイプあります。
当店では、4連と6連タイプのキーケースを取り扱っています。
また、特に表記がない場合は、全て6連タイプです。
- 2.キーケースのメリットとデメリット
- 【 メリット 】
いくつものカギ(例えば、家のカギ・車のカギ・ロッカーのカギなど)をバラバラに保管すると、どこに行ったか解らなくなる事があります。
キーケースに入れれば、カギをまとめて保管できるので、その面倒が無くなります。
また、
鍵をたくさん持ち歩く事が多い方の場合には、
必要のない鍵はしまっておけるため「 どれだっけ? 」といったことが無くなるのもキーケースが利用される理由です。
【 デメリット 】
キーケースを落としてしまうと、全部の鍵が1回で無くなってしまう可能性があります。
なので、出来るだけ大きめ(邪魔にならない程度)かつ、落としたときに気づきやすいものを選ぶのも手です。
また、どうしても心配という方の場合には、
鈴など落としたときに音の出るものを付けておく事をオススメします。